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戦略研究第一章その七 - 煩悩戦略研究所

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戦略研究第一章その七

「兵は詭道(キドウ)なり」

私の大好きなくだりである。
 
戦争は所詮、だまし合いである。
できるのにできないふりをし、必要だが不必要と見せかける。遠ざかるとみせてかけて近づき、近づくと見せかけて遠ざかる。有利と思わせて誘い出し、混乱させて突き崩す。充実している敵には退いて備えを固め、強力な敵に対しては戦いを避ける。わざと挑発して消耗させ、低姿勢に出て油断を誘う。休養十分な敵は奔命に疲れさせ、団結している敵は離間をはかる。敵の手薄につけこみ、敵の意表をつく。
 これが勝利を収める秘訣である。これは、あらかじめこうだと決めてかかることはできず、たえず臨機応変の運用を心がけなければならない。


 兵ハ詭道(キドウ)ナリ。故ニ能ナルモコレニ不能ヲ示シ、用ナルモコレニ不用ヲ示シ、近クトモコレニ遠キヲ示シ、遠クトモコレニ近キヲ示シ、利ニシテコレヲ誘イ、乱ニシテコレヲ取リ、実ニシテコレニ備エ、強ニシテコレヲ避ケ、怒ニシテコレヲ撓(ミダ)シ、卑(ヒ)ニシテコレヲ驕(オゴ)ラセ、佚(イツ)ニシテコレヲ労シ、親ニシテコレヲ離ス。ソノ無備ヲ攻メ、ソノ不意ニ出ズ。コレ兵家ノ勝ニシテ、先ニハ伝ウベカラザルナリ。

相手を欺くのが戦略の全てではない。
特にビジネスの場合は己の利のみを追求し相手(顧客)を欺くようでは信用は得られない。

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