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戦略研究第七章 - 煩悩戦略研究所

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戦略研究第七章

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軍争篇の六は、

気、心、力、変。

故ニ三軍ハ気ヲ奪ウべク、将軍ハ心ヲ奪ウべシ。
コノ故ニ朝ノ気ハ鋭(エイ)、昼ノ気ハ惰(ダ)、暮レノ気ハ帰(キ)。
故ニ善ク兵ヲ用ウル者ハ、ソノ鋭気ヲ避ケテソノ惰帰ヲ撃ツ。
コレ気ヲ治ムルモノナリ。
治ヲ以ッテ乱ヲ待チ、静ヲ以ッテ譁(カ)ヲ待ツ。
コレ心ヲ治ムルモノナリ。
近キヲ以ッテ遠キヲ待チ、佚(イツ)ヲ以ッテ労(ロウ)ヲ待チ、飽(ホウ)ヲ以ッテ饑(キ)ヲ待ツ。
コレ力ヲ治ムルモノナリ。
正正ノ旗ヲ邀(ムカ)ウルコトナク、堂堂ノ陳(ジン)ヲ撃ツコトナシ。コレ変ヲ治ムルモノナリ。

 かくて、敵軍の志気を阻喪させ、敵将の心を撹乱することができるのである。
そもそも、人の気力は、朝は旺盛であるが、昼になるとだれ、夕方には休息を求めるものだ、軍の志気もそれと同じである。それ故、戦上手は、敵の志気が旺盛なうちは戦いをさけ、志気の衰えたところを撃つ。「気」を掌握するとは、これをいうのである。
 また、味方の態勢をととのえて敵の乱れを待ち、じっと鳴りをひそめて敵の仕掛けを待つ。「心」を掌握するとは、これをいうのである。
 さらに、有利な場所に布陣して遠来の敵を待ち、十分な休養をとって敵の疲れを待ち、腹いっぱい食って敵の飢えを待つ。「力」を掌握するとは、これをいうのである。
 もう一つ、隊伍をととのえて進撃してくる敵、強大な陣を構えている敵とは、正面衝突を避ける。「変」を掌握するとは、これをいうのである。

 朝は早起きを心がけ、気力のある朝のうちに重要な決断を行い、昼食はバランスを考え、夕方になったら夜遊びをの誘惑にはきっぱりと断り、ささと会社を去る。


そんな生活を実行ないといけないな。


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